建設予定地の地盤を整える仕事です。
林地を切り開いたり、用(排)水路の流れを考慮して土地の高低をつくったりします。
具体的には、林地、森、斜面、池などを宅地にするため傾斜をなくすための
切り土・盛り土等の工事、擁壁(ようへき)の設置工事、排水施設の設置工事、地盤の改良工事などを行います。
宅地造成した土地は、商業施設、分譲住宅、一般住宅、集合住宅などに活用されます。
おしごと Q&A
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何の役に立つの?
安心安全な住まいや町づくりの基本は地面から。新しく建物をたてようとする土地が、固くて平らな地盤とは限りません。建築物の基礎工事を行う前に土台をしっかり固める大切な仕事です。
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どんな技術が必要なの?
土地の整備を行うための大型重機の操縦。また、元々の図面があっても現場で修正を提案することもあり、豊富な経験も必要です。測量などの技術もあれば望ましいです。
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どんなところが大変ですか?
土地の境界線などは個人の財産権利に関わってくるのでミリ単位の正確さにこだわります。
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仕事のやり甲斐は?
何もない土地に想像力を働かせて0から1を作るのは面白く、将来に残る仕事なのでやりがいがあります。ゴロゴロと荒れた土地が、スパーッと整えられたときは壮大な眺めです。その場所を見るたびに、あのときはこうだった、と苦労も含めて思い出します。
